nikkiだより#7 ヒルマ・アフ・クリント展のこと 2025.5.12

nikkiです。
光の速さでゴールデンウイークが過ぎ去ってしまいました。
あっというまに2025年もあと半分になっちゃうんですね!

先日、「ヒルマ・アフ・クリント展」に行くことができました。
ヒルマ・アフ・クリントさん(1862-1944)はスウェーデンの女性画家で、カンディンスキーやモンドリアンより早く抽象絵画を描いた画家だと言われている方です。
とてもスピリチュアルかつ哲学的思想の持主で、没後20年間は作品公開を控えるように言い残していたそうです。
なので、最近まで謎につつまれた画家さんだったみたいです。

クリントさんの絵を一目見たら、だれでも好きになっちゃうと思う。
抽象画ってよくわかんないって人でも、きっと惹かれるはず…。

展覧会公式サイト:https://art.nikkei.com/hilmaafklint/

クリントさんの絵はなんといっても色合いが素敵。1910年あたりの絵ですが、とっても今風に感じられます。
そしてくるくるした図形や文字がとても可愛らしいです。

私はモンドリアンの絵が好きで、そのきっかけで抽象画にちょっと興味がありました(学生時代にちょっとだけ描いてた)
2年前にクリントの絵を知って一目ぼれして、海外の画集を取り寄せました。
まったく読めない外国語で書かれてるので何がなんだかわからなかったんですけど、とにかく絵が好きで。
今回、アジアではじめてクリント展をするということでとっても楽しみにしていました。

行った結果……

①ふんわり優しい印象だった絵の「背景」が濃ゆすぎて、知らないほうがよかったと思うくらいだった!
でももっと知りたくなったので港千尋さんのクリント研究本を購入しました。
読むの楽しみでちょっと怖い。

②絵が…でっかっっ!!
フライヤーのメインビジュアルになっている絵は10枚のシリーズのうちのひとつです。
この10枚ぜんぶ長辺3メートル以上あるんですよ!!
シリーズが展示された部屋、ものすごい雰囲気でした。


(今回の展示は写真撮影可能です)
この10枚を1か月ちょっとで描いたらしくて(1枚につき約4日!?)その熱量も思うと本当にすさまじい。

ゆるふわな気持ちで訪れた自分を後悔し、突き落とされるような気持ちになりました。
狂気を感じるほどのノートやスケッチをたくさん見ることができます。
こわいことばっかり書いちゃったんですけど、絵が本当に綺麗で不思議で、癒されます。
気になった方は、ぜひ行ってみてくださいね。

抽象画ではない絵の展示もあったのですが、こちらの絵がとっても可愛くて釘付けでした。
抽象的な絵を描くまでは商業画家をしていたそうで、そのころの作品だそうです。

女の子が持ってる棒のてんとうむしがめちゃくちゃかわいい。児童書の挿絵らしいですが、読んでみたい。

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「ヒルマ・アフ・クリント展」
2025.3.4–6.15
東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
展覧会公式サイト:https://art.nikkei.com/hilmaafklint/

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6月はコミティアなど参加する予定なのでいそいそと制作を進めています

ズボンかスカートかなやむ

なんだかこんな感じのものを!
作りたいものがたくさんあって、なかなか追いつきませんが、何ができるのか自分でいろいろと楽しみです。

もうすぐホタルの季節なので、ホタル発生状況を日々チェックする日がはじまります!
去年は少なかったのですが、今年はどうかな。

次は5月26日に。
おわり

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「nikkiだより」は月2くらいのペースで、ゆるゆるっと書いております~
とりあえず夏まで続けられたらいいな…と思ってます。
もしよかったら、何気ない日記やご質問など、送っていただけたら嬉しいです。

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